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くまの棲むまち

高橋 伸幸さん カフェ・ビオ

今回のお客様は、おしゃれなケーキ屋さん“カフェ・ビオ”のオーナー、高橋伸幸さんです。

─現在、高橋さんは晩梅本店のオーナーでもあり、本店業務が忙しいため、カフェ・ビオは休業していますが、大変素晴らしいお店ですので、取材当時の記事をそのまま掲載させていただきます。─

 イタリアの小さなお菓子屋さん。表玄関から木戸を通って奥へ進むと、リビングでは気の置けない仲間たちがホームパーティーをたのしんでいる・・・

そんな雰囲気作りをコンセプトに2001年にオープンした“カフェ・ビオ”は、女性客の多いお洒落なケーキ屋さん。車椅子で訪れる方の、目線の高さと動線の広がりを意識した店内の作りは、とても快適。2階ベランダに配置した小さなお花畑を楽しんでいただくために、エレベーターさえも設置されています。

 さらにはトイレ。設置された5つのトイレの中で、通称“みんなのトイレ”は赤ちゃん用のイスやベッドはもちろん、大人用便座の隣に、大人顔負けの子供用便座までしっかり準備された個室になっています。

お気に入りの飲み物を飲みながら静かに自分の時間を過ごす人、無料インターネットを楽しむ人、そんなお店の様子に、行き交う人たちも微笑みながら通り過ぎていきます。

お聞きしたら、カフェ・ビオの設計は、すべて高橋さんのアイデアによるものと伺いましたが、高橋さんの人を思いやる『心』と『優しさ』が随所に感じられて、とても素敵なお店になっています。

 何歳になっても行ってみたい店。そう言っていただける店でありたい。高橋さんは静かにそんな夢を語っていらっしゃいました。


アクセス

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