佐藤 大さん 日活書店
鷹巣銀座通り商店街の老舗書店『日活書店』の佐藤大(さとうだい)さん。
開業から間もなく50年になる日活書店。開業当時は鷹巣に4~5店舗あった書店も、今では銀座通り商店街唯一の書店になりました。学校関係や図書館への納品に加え、読書好きのいらっしゃる個人宅への宅配も大好評で、その配達業務などもあったりの大変忙しい中をお邪魔させていただきました。
大学卒業後、1年間カナダで過ごしたあと、地元へ戻ってきた大(だい)さんに、「海外生活で何か感じたことがありましたか?」と尋ねたところ、「日本の良さが改めてわかりましたよ。情けや粋も良さだけど、”あいまい”と呼ばれる感覚も日本独特の独特の良さだと感じましたね。」フワ~っと大きな雰囲気が感じられます。
2009年の”きらきらフェスティバル”の実行委員長を務め、新年には『銀座通り商店街からのお年玉』と題して、チビッコたちの喜ぶ”宝探し”を企画するなど、本業以外にも大活躍の大さんです。
「”地元には良いところがない”と嘆くわか者たちよ、いろんな活動を遠巻きに見ていないで、率先して参加してみてはどうだろう。地元もなかなかいいぞ~」と若者たちへのエールを戴きました。そして「私の生き方が、これから何かに繋がっていってくれたらいいのですが・・・」と強いこだわりと、まさに名前の如く大きさを感じさせてくれる大さんでした。