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くまの棲むまち

澤田 吉宏さん 澤田商事

今回のお客様は、”鷹巣で一番熱いオトコ”との異名を持つ澤田吉宏さん。

 ある方から「鷹巣で一番熱いオトコだよ」と澤田さんをご紹介いただきました。目はぎらぎら燃え、筋骨隆々、大声で話す熱血漢・・・。そんなイメージを持ってお会いしました。

 ところが外見は熱くない、写真は笑顔ですが、むしろクールでおとなしい方という印象。しかも声も低め。ご紹介いただいた方とは違う人に会ってしまったのかとさえ思ってしまいました。ところがお話を伺ううちに、澤田さんの持っているパワーに圧倒されてしまうことになります。

 拓殖大学商学部卒業後、東京で活躍されたあと、父親の会社設立に合わせUターン。中小企業のコンサルティングをしながら、誘われるままに商工会青年部入会、JC(日本青年会議所)入会を経て、2006年ころから熱いオトコの本領が発揮され始めたようです。

 商工会青年部の取り組み「チャレンジショップやるべ」は、起業を志す人たちを支援。ここを踏み台に開業を成功させるなどの実績を残しました。澤田さんはここ時の様子を、商工会青年部主張発表会で全県に発表、特別審査員賞を受賞しました。

また、JCの取り組みとして、内陸縦貫鉄道の存廃問題解決に17,000名の署名を集め、存続への大きな力となりました。さらに、産業祭での爆笑(?)トークショー企画も多くの鉄道ファンの共感を得ました。

この活動が引き金になって、内陸線エリアネットワークが立ち上がり、現在”ないりっくん”運動が続いています。

 鷹巣町商工会(現北秋田市商工会)青年部を代表して主張発表した澤田さんのメッセージは、私たちに大きな感動とやる気を与えてくれました。『やれば?でねぐ、やるべ!でいがねばね!』短い言葉でも胸にグっと刺さる一言です。

 こんな澤田さんが、薬師山でのスノボー大会では、実力通りの見事な転がり(?)を披露し、会場全体を笑いの渦に巻き込んししまったりします。 枠を跳ねのけ前進しつづける熱きオトコ、澤田さんは常に周囲に刺激と元気を与え続けてくれています。
●現在 ㈲澤田商事 取締役社長