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くまの棲むまち

児玉 達彦さん 児玉内科クリニック院長

児玉内科クリニック院長の児玉達彦さんからお話を伺いました。

 市内中心部からの空港アクセス道路沿いに、児玉内科クリニックを開業したのは平成19年12月。完全バリアフリーのエントランスは、冬期間の来院患者のために、風除室も完備されています。

お生まれこそ父親の元勤務地の水戸市ですが、一族の故郷は秋田県潟上市とのことですので、故郷での開業ということになります。

 弘前大学附属病院第三内科から、秋北中央病院に常勤として来られたのは、平成6年のことですが、縁は外来診療手伝いとして来院した昭和63年から始まったそうです。平成4年の非常勤を経て、常勤になられました。当時はとても活気のある病院だなというのが、第一印象だったそうです。

 『大学時代からのクセで、つい独り言をつぶやいたりしてしまうんですよ。』と頭をかく先生ですが、最新の医療を提供する責任があると、最新刊専門書を片時も離さず診療にあたってくれます。医療の地域間格差問題が取りざたされているなかで、秋北エリアにとって本当に心強いクリニックが誕生しました。

 内科・呼吸器内科を専門とされていますが、特に最近交通事故の原因の一つとして危険視されている【睡眠時無呼吸症候群】の検査治療のために、県内では数少ない“睡眠ポリグラフィー検査”装置を導入してその治療にあたっています。この機材は秋田県内では県南に3台、秋田市内に3台しか設置医院が無く、県北では児玉内科クリニックのみの設置になる機材です。

『私を受け入れてくれた人たちの支えがあって開業できました。そんな方々の為に、父の故郷でもある秋田で一生懸命働きたい』と心のウチを話していらっしゃいました。また『みんなが気軽に出入りできる、使い勝手の良いクリニックでありたい。』とも。言葉通り帰る患者さんをお見送りしてあげるなど、いつも心を尽くして患者さんにあたってくれる児玉先生です。

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