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 かつてヒグマは本州にも棲息していたが、今では国内では北海道のみに、その生活圏を移動させてしまった。彼らヒグマが生活するには、広大な草原が必要だが、その草原の減少によって本州から姿を消したと言われて
いる。そしてまたツキノワグマも、その生活環境になくてはならない食料確保のためのブナ林の減少のために、その生活圏が狭められ、近年では山から里へ降り、人畜への被害も毎年のように報告されている。地球温暖化がもたらした動物圏の変化である --------

と言うような事を、このサイトのどこかのページに書きました。


 さてこの温暖化の影響、当然のことですが、熊に限った事ではありません。こちら秋田では昔は12月と言えば、雪がシンシンと降り続けていて、まさにホワイトクリスマスそのものだったそうです。真冬になると毎日30cmの雪が降るのが当たり前だったのが、今では1月でも雪が無かったりします。雪国に雪が降らないと言う事は、河川の水量にも影響するわけで、『水稲の国、秋田』にとっては、由々しき問題でもあります。

 野鳥では、サギ類の増加が一番目立ちます。サギといえば集団繁殖地は、ごく限られた地域に限定されていたのが、今では川や沼が凍らなくなったため、南下せずに魚が捕れるようになり、県内各地で数百羽の大規模な集団で繁殖活動をしているようです。

このサギですが、主に魚を食べるのですが、ザリガニなども食べます。しかもその量がとても多いのです。彼らはいわゆる大食漢に属する鳥なのです。コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、ゴイサギ・・・・

 こんなサギの仲間が、いずれも集団繁殖しているのは、必ずしも喜ばしい事ではないのです。彼らの食べる魚介類の消費量は、秋田の河川の水生生物の量と、調和が取れているとは考えにくいのです。サギたちの成育の速さは、魚類の増加の速さをはるかに凌いでいます。いつか河川から主な魚たちが姿を消す事にならないとも限らないのです。


 温暖化を防ぐ、あるいはそのスピードを下げる試みに、地球規模で取り組んでいますが、現実の温暖化の悪影響の現われた姿を、しっかり理解して、温暖化防止に確実な成果をあげないといけません。気づいている人も多いと思いますが、この異常気象はやがて間違いなく人間を苦しめる結果になるのですから・・・・

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